はればれのご案内

ゴミ屋敷を片付けたいけれど、お金がないときに

お金がないから、とあきらめる前に。
できることは、いくつかあります。

公開日:2026年11月3日

お金がないまま、放っておかないで

片付けの費用が心配で、業者に相談できないまま時間がたってしまう方は少なくありません。けれど物は少しずつ増え、時間がたつほど片付けにかかる手間も費用も大きくなります。

賃貸のお部屋なら、退去のときの原状回復の費用がふくらむこともあります。お金がないときこそ、早めに「何にいくらかかるのか」を知り、自分でできる部分を増やすことが、負担を小さくする近道です。

片付けの費用は、何にかかっているか

片付けの費用は、大きく分けて次の2つです。それぞれ、抑え方が違います。

費用中身抑えるには
作業の費用仕分け・分別・袋詰め・運び出し・掃除にかかる人手と時間自分でできる部分を増やして、作業の量を減らす
ごみの処理の費用ごみを集めて運び、処理するための費用(市の手数料、または許可業者の料金)ごみの量を減らす/市の制度を使う

ごみの処理の費用は、市の制度を使うか、許可業者に頼むかで変わります。どちらにしても、ごみの量が費用を大きく左右します。

ごみの費用は、市の制度を使うと決まった手数料

ごみの処理の費用は、市の制度を使えば手数料が決まっています。たとえば堺市の臨時ごみは、家庭のごみ1トンまたは2立方メートルごとに8,800円です。市ごとの手数料は、片付けの費用は何で決まる?にまとめています。

ふだんのごみの日に出せる分は、分別して少しずつ出せば追加の費用はかかりません。時間に余裕があるなら、ごみの日ごとに出していくだけでも、残るごみの量を大きく減らせます。

自分でできることを増やして、費用を抑える

明らかなごみは、先に出しておく

空き缶、ペットボトル、生ごみ、古新聞など、迷わず捨てられる物を先に出しておくと、業者に頼む作業の量が減ります。一度にやろうとせず、ごみの日に合わせて少しずつ出します。

頼む範囲をしぼる

家全体ではなく、「台所だけ」「通り道だけ」「一部屋だけ」と範囲をしぼって頼み、残りは自分で進める方法もあります。

売れる物は売る

まだ使える家具や家電、本、服などは、リサイクルショップやフリマアプリで売れることがあります。売ったお金を片付けの費用に回せるうえ、ごみの量も減ります。

家族や知人に手伝ってもらう

袋詰めや運び出しは、人手があるほど早く進みます。手伝いを頼める人がいれば、業者に頼む作業を減らせます。

見積もりは複数とって、内訳を比べる

見積もりをとるときは、作業の範囲、ごみの処理の費用がどこに含まれているか、追加料金がかかる条件を確かめて比べます。安さを強くうたう広告の業者の中には、当日に高額な請求をする業者もあるので注意が必要です。

「安すぎる」業者に注意

お金がないときほど、広告の安い定額料金に頼りたくなります。けれど当日に高額な料金を請求されるトラブルが、国民生活センターに寄せられています(事例は無許可の回収業者のページ)。頼む前に次のことを確かめてください。

  • 見積もりに、作業の範囲と追加料金の条件が書いてあるか
  • ごみをどこへ出すのか、作業の前に説明があるか
  • 家庭のごみを運ぶなら、市町村の許可を持っているか
  • 「無料で引き取る」「トラックに載せ放題」のような言い方をしていないか

出典:国民生活センター「不用品回収サービスのトラブル」(2022年11月2日公表)(2026年11月に確認)

暮らしのお金に困っているときの相談先

片付けの費用だけでなく、毎日の暮らしのお金や仕事のことで困っているときは、市の相談窓口に相談できます。生活困窮者自立支援法にもとづく窓口で、相談員が状況を聞いて、一人ひとりに合った支援の計画を一緒に考えます。片付けの費用を出してもらえる窓口ではありませんが、暮らし全体の立て直しを一緒に考えてもらえます。

お住まい相談先
堺市堺市生活・仕事応援センター「すてっぷ・堺」(電話 072-225-5659)。堺区以外の区役所でも、予約して相談できる
大阪市お住まいの区の区役所にある自立相談支援窓口。区ごとに窓口の名前と電話番号が違うので、市の一覧で確かめる

ご家族が高齢で、物がたまって暮らしに困っている場合は、地域包括支援センター(堺市)や、区役所の「ごみ屋敷」に関する相談窓口(大阪市)にも相談できます。

大阪市の「ごみ屋敷」条例には、経済的支援の定めがある

大阪市の条例(第10条)は、物の堆積で近所の生活環境が著しく損なわれていて、本人が経済的な理由で自ら解消することが難しいと市長が認めるときは、本人の申出にもとづいて、必要な経済的支援を行うことができると定めています。どんな場合が対象になるかは、まず区役所に相談してください。

出典:堺市「堺市生活困窮者自立相談支援事業の実施について」(すてっぷ・堺)/大阪市「生活にお困りの方へ」(各区の自立相談支援窓口)/堺市「地域包括支援センター(高齢者総合相談窓口)」/大阪市「いわゆる『ごみ屋敷』に関する相談窓口」/大阪市「大阪市住居における物品等の堆積による不良な状態の適正化に関する条例」(本文)(2026年11月に確認)

はればれに相談するとき

はればれは、お部屋を確認したうえで作業内容と費用をご案内し、ご納得いただいてから作業します。「この予算の範囲で、どこまでできるか」というご相談も歓迎です。ごみの処理の費用を誰に払うか(市か許可業者か)も、作業の前にご説明します。

お支払いの方法は、お見積もりの際にご案内します。

はればれは、ごみを車に積んで持ち帰ること(収集・運搬・処分)は行いません。他人の家庭のごみを仕事として集めて運ぶには、市町村の許可(一般廃棄物収集運搬業の許可)か市町村からの委託が必要で、はればれはどちらも持っていないためです。ごみの行き先は出たごみの扱いでご説明しています。

よくあるご質問

Qお金がなくても、片付けの相談だけしていいですか?
A

はい。費用がどのくらいかかりそうか、自分でできる部分はどこかを知るだけでも、次の一歩が考えやすくなります。

Q予算が決まっています。その範囲でお願いできますか?
A

お部屋を確認したうえで、ご予算の範囲でできる作業をご提案します。範囲をしぼって、残りをご自身で進める方法もあります。

Q分割払いはできますか?
A

お支払いの方法は、お見積もりの際にご案内します。ご予算や支払いのご事情があれば、ご相談の際にお伝えください。

Q生活費にも困っています。
A

堺市なら「すてっぷ・堺」、大阪市なら区役所の自立相談支援窓口で、暮らしのお金や仕事のことを相談できます。

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